15 時間
どうしてこの?
世界各国で指導者を見ていると、同じクラブにいながら、何をトレーニングするかは違う基準で決めていることがよくあります。クラブによって決められたプレーモデルや選手の年齢から考えられたプランを適用することは、指導者としてはとても大事です。
このコースでは、6歳から19歳の選手に対してトレーニングすべきテーマについて、エコノメソッドの提案をみていきます。そのために、異なる年代の選手の発達についてーエゴ期、移行期、連携期ー、また、選手が持つことのできる理解能力に対してどのようにテーマを合わせていくべきかを説明します。
6歳から13歳の年代には、テーマを5つのブロックに分け、プランを練る時に考えなければならないことー価値観、普遍的な原理原則、チームの原理原則、認知、コーディネーションーを説明します。また、原理原則(年代別)と副次的(競技ベース)といったテーマの扱い方とそれらの評価の仕方も説明します。
14歳から19歳の年代には、テーマを5つのブロックに分け、プランを練る時に考えなければならないことー価値観、認知、個人の原理原則、チームの原理原則、ポジションごとの原理原則、フィットネス ーを説明します。さらに、特化したトレーニングまたは練習のためのビデオ分析も説明します。
最後に、ゲーム分析からどうテーマを関連づけるかーチーム構成、ボールの動かし方、選手の動き方ー、また、方法上、コンセプト上で、どうテーマを扱うべきかもみていきます。
このコースで、初期(6-13歳)と発達期(14-19歳)で何のテーマをトレーニングすべきか分かり、育成年代のプランニングのエキスパートになれるでしょう
何が学べる?
- 選手の発達の必要条件と段階: クラブのテーマプランニングからシーズンを通してテーマをどのようにプログラムすべきか、何を優先して練習をプランニングするべきか:フィジカル?コーディネーション・技術?プレー理解?
- 初期年代のテーマブロック: 初期段階で異なるテーマブロックを行い、価値/習慣、普遍的な原理原則の基礎、チームの原理原則、コーディネーション、認知などを具体的に学べます。特に認知に特化して、エコノメソッドの観点からどう認知を使って賢い選手を育てる手助けをするかを見ていきます。
- 発達期年代のテーマブロック:: 発達期でもテーマブロックを行い、価値/習慣、認知、個人の原理原則、チームの原理原則、ポジション別の原理原則、そしてフィットネスについて、詳しく見ていきます。ここでは、特化したトレーニングとビデオ分析を通してポジション別の原理原則をどうトレーニングできるかを説明します。
- 年代別テーマプランニング:: コース中の異なるセッションで、6歳から19歳までの各年代のプランニングをするときに具体的に何のテーマを勧めるか、細かく復習していきます。各年代ごとに、説明したテーマやコンセプトを落とし込むためのトレーニングの例を出します。
誰のための?
- 初期(U7-U13)の監督、コーチ
- 発達期(U14-U19)の監督、コーチ
- パフォーマンス期の監督、コーチ
- アカデミーダイレクター
- いいリーダーになりたいサッカー好き
アクセスする:
- テーマのプランニングのエキスパートになろう
- U6からU19までの全てのテーマを熟知しよう
- テーマブロックの重要性を理解しよう
- 各年代の選手の違いを学ぼう
- アクティビティーによって得た知識をより自分のものにしよう
- 生配信セッション&動画視聴可能
- 資料とビデオがダウンロード可能
「ジュニア年代の普遍的な個人戦術」コースとの違いは何?
- ご質問いただいた「ジュニア年代の普遍的な個人戦術」コースとの違いはいくつかあります。
- まず、来週始まるコースでは、初期年代(U6-U13)だけではなく、発達期(U14-U19)のことも含まれており、またパフォーマンス期(19歳以上)のことも少し話します。
- そして、「ジュニア年代の普遍的な個人戦術」コースではコンセプトに焦点を当てていましたが、今回のコースではシーズンを通してどのようにトレーニングセッションをプランニングしてセッション間でどのように発展させていくかというところを重点的にやります。
- さらにこのコースでは、U6からU19までの年代ごとに、具体的なテーマのプランニングがダウンロードできます。下に例であげますが、テーマブロックごとにグループ化してあります。